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六親法

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六親法とは

六親法とは、自分の日干を中心に先祖六代分、後世六代分の流れを読むことができる技法です。

六親法を使いこなす上で最も重要な技術「干合法」というものがあります。干合法を理解して初めて六親法を習得できます。干合法を理解して上でこのページを読み進めてください。

家系図の縦線は相生関係、横線は相剋関係(干合法)

家系図を作る時、縦線と横線があります。

縦線で過去を遡る時は、日干(自分)を生じてくれた母親の干を辿ります。縦線で未来を見る時は妻となる人物が生じる子供の干を探します。縦線は相生関係で成り立っているのです。

横線は結婚を表し、日干(自分)と干合する相手を結婚相手とみなします。この干合というのは、相剋(異物)関係かつ、プラス・マイナス(性別の組み合わせで言えば男と女)の組み合わせから成り立ちます。横線は相剋関係で成り立ちます。未来(子供)を創るためには、干合する相手が必要不可欠だということです。

このように、家系図の縦線と横線はもちつもたれつの関係で一族を繁栄させ、立派な家系を創り上げていくことになります。

次の章からは、日干(自分)を基準として、母親、父親、兄弟、姉妹、配偶者・子供(男児・女児)の干を求める法則をご紹介します。

【母親】日干(自分)を生じてくれる干

母親の干は日干(自分)を生じてくれる干です。

人間誰しも、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸(十干)のどれかを日干として所有しています。

例えば、日干が甲だった場合、どの干が甲を生じてくれるのかを陰陽五行説の相生関係から考えます。

相生関係の「水生木」は「水が木を生じる」という意味なので、甲を生じてくれるのは水性(壬か癸)です。

日干が丙の場合どうでしょう。火性は、五行の相生関係「木生火」にならうと木性から生じられます。丙(火性のプラス)にとって正母の干は乙(木性のマイナス)であり、偏母の干は甲(木性のプラス)となるのです。

五行の相生関係

  1. 水生木:水の潤いによって、木が生育する
  2. 木生火:木は性質が温暖で、その中に隠れている火が熱となって出てくる
  3. 火生土:火は燃えると、土と同質の灰が残る
  4. 土生金:土が集まった山には、金属が宿る石がある
  5. 金生水:金属は腐食、または融解することにより水になる

日干から見て母親になる干の組み合わせは、十大主星にすると、生じられる関係でプラス×マイナスの組み合わせということになります。それは、正式な母親(正母)の星である玉堂星になります。

ちなみに、日干が生じられる関係でプラス同士、マイナス同士の場合は、偏りのある母親(偏母)の星である龍高星になります。

【父親】母親の干合相手

父親の干を辿る方法。それは、母親と結婚しているわけですから、母親の干と干合する干を求めればいいのです。
干合する組み合わせについては干合法をご覧ください。

母親の干から見て父親になる干の組み合わせは、十大主星にすると、相剋関係のプラス×マイナスの組み合わせなので、牽牛星(正夫の星)と司禄星(正妻の星)のどちらかになります。

【兄弟姉妹】日干と同じ五行の干

兄弟姉妹の干は、日干と同じ五行の干です。

兄弟姉妹の区別は、日干のプラスマイナスによって決まります。

例えば、日干が戊だった場合、戊は土性のプラスとなりますので、同じプラスの戊が同性で、マイナスの土性である己が異性になります。

日干から見て、兄弟姉妹になる干の組み合わせは、十大主星にすると、貫索星(同性の兄弟姉妹)と石門星(異性の兄弟姉妹)になります。自分と同質のもの、つまり、比和関係になります

【結婚相手】日干の干合相手

日干の結婚相手(配偶者)の干を辿る方法。それは、父親の干を辿った時と同じように、日干と干合する干を求めればいいわけです。
干合する組み合わせについては干合法をご覧ください。

日干から見て、結婚相手になる干の組み合わせは、十大主星にすると、相剋関係のプラス×マイナスの組み合わせなので、牽牛星(正夫の星)と司禄星(正妻の星)のどちらかになります。

【子供】日干(妻)が生じる干

子供の干を求めるためには、日干の性別が影響します。

日干が女性なら、日干が生じる干が子供になります。日干が男性なら、干合相手(結婚相手)、つまり妻となる人が生じる干が子供になります。
男児と女児の干をそれぞれ定めるためには、日干(妻)の干が五行のプラスマイナスのどちらになるかを見て、日干(妻)と同じなら女児、日干(妻)と違うなら男児として定めることができます。

例えば、日干(妻)の干が丁(火性のマイナス)だった場合、女児は己(土性のマイナス)、男児は戊(土性のプラス)になります。

日干(妻)から見て子供になる干の組み合わせは、十大主星にすると、鳳閣星(母親と同性の子供)と調舒星(母親と異性の子供)です。

理想型の家系図

これまで、日干を中心に家族の干を定める方法を説明してきました。この章では、例題を元に、理想型となる家族の干を出して家系図を作成してみたいと思います。

  • 「理想型」とは、日干だけを見て家族の干を定める型であり、定めた家族の干が実際に宿命の陰占内に存在するかどうかを考慮しない型です。

【例題1】性別:女性 × 日干:庚

日干
兄弟
姉妹
配偶者
男児
女児

【例題2】性別:女性 × 日干:丁

日干
兄弟
姉妹
配偶者
男児
女児

【例題3】性別:男性 × 日干:戊

日干
兄弟
姉妹
配偶者
男児
女児

【例題4】性別:男性 × 日干:癸

日干
兄弟
姉妹
配偶者
男児
女児

上記4つの例では、前後2代分しか導き出していませんが、上記要領で、おばあちゃんやおじいちゃん、ひいお爺ちゃんやひいお爺ちゃんの代まで遡っていくことが可能です。同じく、自分の孫やひ孫を辿ることもできるでしょう。

実際に書き出していくと、自分の日干と同じ干の人(兄弟姉妹除く)がご先祖様や孫の代に現れてきます。これは何を意味するかと言うと、自分と同じ性質を持った人を一族の代から見つけることができるということです。

自分は、誰の「気」を受け継いで生まれてきたのか、あるいは誰に対して自分の「気」を受け継ぐ傾向にあるのかがわかってくるのです。

しかし、この章では理想の干から辿った家系図にすぎず、宿命の陰占内にある干のみを使って家系図を作ることで、より一層現実的な傾向を見ていくことができます。次の章からは、その「現実型の家系図」の作り方を記します。

理想の干を定める方法まとめ

家族理想の干の求め方
母親
(正母)
日干を生じてくれて、かつ日干とプラスマイナスが逆になる干。
父親
(正父)
母親となる干の干合相手となる干。
兄弟
姉妹
日干と同じ五行の干であり、日干のプラスマイナスが同じになるのは同性の兄弟姉妹で、日干のプラスマイナスが異なる場合は異性の兄弟姉妹になる。
配偶者日干の干合相手となる干。
子供日干(妻の干)とプラスマイナスが同じになるのは女児で、プラスマイナスが異なる場合は男児になる。

現実的な家族の干を見つける

理想型の家系図では、日干を中心に定めた家族の干が、実際に、宿命の陰占内に存在するかしないかを考慮しませんでした。

現実型の家系図では、宿命の陰占内に存在する干の中から家系図を作っていきます

しかし、理想となる干が宿命の陰占内に存在しないことはよくあります。そんな時のために、代理となる干をどう立てていけばいいのかをご紹介していきます。

宿命内で定められている家族の定位置

宿命の陰占内から家族の干を定めていく過程で、宿命内の陰占内には「家族の定位置」というものが予め定義されていることを知っておく必要があります。定位置を以下に記します。

陰占
天干日干子供父親
地支
蔵干
(本元)
配偶者家系母親
時期晩年期中年期初年期
方位西中心

宿命の陰占の中から「時期」「方位」も宿命の陰占から読み取れる要素になります。

太陽は東から上り、西に沈みます。それと同じように、人生も年干支→月干支→日干支の順番で流れていきます。

3つの柱ごとに家族の干の定位置が決まっているのは、その時期に縁が強くなる人たちであることを物語っています。
例えば、父親や母親と縁が深い時期は幼少期や初年期です。

親から自立して社会人として活躍する中で結婚し、子供との時間が最も多くなるのは中年期です。

子供が巣立ち、仕事も引退し、人生に一息ついた頃になって初めて配偶者とのゆったりした時間が流れます。

こんな風に、宿命の陰占からは様々なことを読み取ることができるのです。

母親の干を定める方法

まず最初に理想型で定めた正母(玉堂星)の干を探しますが、正母の干が宿命の陰占内にない場合、第二優先として偏母の干を探します。偏母とは、日干を生じてくれて、日干とプラスマイナスが同じになる干です。日干から見て龍高星になる干です。

第二優先の干すらも宿命の陰占内にない場合、宿命の陰占内に定められている母親の「定位置」を参照します。母親の定位置は、月支の蔵干の本元です。

まとめると、下記順番で母親の干を宿命の陰占内から探してください。

  • 第一優先は理想型です。

第一優先:日干を生じてくれてプラスマイナスが異なる干(玉堂星
第二優先:日干を生じてくれてプラスマイナスが同じになる干(龍高星
最終選択肢:母親の定位置(月支の蔵干の本元)にいる干

父親の干を定める方法

まず最初に理想型で定めた、母親の干合相手牽牛星(正夫の星)あるいは司禄星(正妻の星))を探しますが、母親の干合相手が宿命の陰占内にない場合、第二優先として恋人の干を探します。

恋人の干とは、母親の干が干合する干のプラスマイナスを逆にした干のことをいいます。恋人の干は母親の干から見て車騎星(偏夫・恋人の星)か禄存星(偏妻・愛人の星)になる干です。

第二優先の干すらも宿命の陰占内にない場合、宿命の陰占内に定められている父親の「定位置」を参照します。父親の定位置は、月干です。

まとめると、下記順番で父親の干を宿命の陰占内から探してください。

  • 第一優先は理想型です。

第一優先:母親の干と干合する干(司禄星 or 牽牛星
第二優先:母親の干の恋人の干(禄存星 or 車騎星
最終選択肢:父親の定位置(月干)にいる干

兄弟姉妹の干を定める方法

兄弟姉妹と言うのは自分と比和関係にあり同質です。同じ代の横線のつながりです。

兄弟姉妹がいなかったとしても、日干を中心とした家系図を作る上で代が途切れることはありません。そのため、代理の干をとることはしません。

ただ単純に、兄弟姉妹の干がない、と言うことであり、縁が薄い傾向にあると判断します。

また、兄弟姉妹には宿命の陰占内に定位置も存在しません(強いて言うなら、一緒になって家系を盛り立てていく、と言う意味を込めて、家系の中心となる月支の本元でしょうか・・・)。

まとめると、下記順番で兄弟姉妹の干を宿命の陰占内から探してください。

  • 第一優先は理想型です。

第一優先:日干と同じ五行の干(同性の場合は貫索星・異性の場合は石門星
最終選択肢:なし

配偶者(結婚相手)の干を定める方法

まず最初に、日干の干合相手を探しますが、干合相手が宿命の陰占内にない場合、第二優先として恋人の干を探します。

恋人の干とは、日干が干合する干のプラスマイナスを逆にした干のことをいいます。恋人の干は日干から見て車騎星(偏夫・恋人の星)か禄存星(偏妻・愛人の星)になる干です。

第二優先の干すらも宿命の陰占内にない場合、宿命の陰占内に定められている配偶者の「定位置」を参照します。配偶者の定位置は、日支の蔵干の本元です。

まとめると、下記順番で配偶者の干を宿命の陰占内から探してください。

  • 第一優先は理想型です。

第一優先:日干と干合する干(司禄星 or 牽牛星
第二優先:日干の恋人の干(禄存星 or 車騎星
最終選択肢:配偶者の定位置(日支の蔵干の本元)にいる干

子供(男児・女児)の干を定める方法

まず最初に日干(あるいは妻)が生じる干を探しますが、理想の子供の干が宿命の陰占内にない場合、最終選択肢として、宿命の陰占内に定められている子供の「定位置」を参照します。子供の定位置は、月干です。

まとめると、下記順番で母親の干を宿命の陰占内から探してください。

  • 第一優先は理想型です。

第一優先:日干(あるいは妻)とプラスマイナスが同じ場合は女児、プラスマイナスが違う場合が男児(女児の場合は鳳閣星・男児の場合は調舒星
最終選択肢:子供の定位置(月干)にいる干

家系図から縁の深さを読み解く

前章に記した方法で現実型の家系図を作っていくと、第一優先ですぐ見つかる干もあれば、最終選択肢のレベルまで落とさないと代わりになる干を定められないこともあります。

これは、第一優先で見つかる家族とは縁が深く、最終選択肢で定めた家族とは接点が得られにくいなど、一つの縁の深さを図る指標になります。

また、自分と違う代に日干と同じ干を見つけることができれば、それは、その干に該当する人物との縁の深さを意味します。ご先祖様に同じ干の人がいれば、その人のお墓参りをしたり、その人に近い親族で生きている人がいれば、その人の力になろうとすることで、逆にパワーをもらえたりします。

もちろん、損得勘定で供養するものではありませんが、自分を今世に送り出してくれたご先祖様に感謝して手を合わせることは、積極的にやるべきいい行いです。そう言われると、自分の干を前後の代に持っている人が誰なのか知りたくなりますね。

しかし、自分の干が見つかっていないのに家系図が途中で途切れてしまうことも稀にあります。その場合は、それ以上は辿れないということであり、自分と同じ「気」を持つご先祖様や子孫が六親法上では“いない”ことを意味します。よく言えば、家系の気の流れを受けなくても十分やっていけると言うことなんだと私は思います。

人をあてにせず「今世で完全燃焼するぞ!」という勢いで生きていくことが、その人にとってのベストな生き方なのかもしれません。

宿命天中殺を持っている場合

なお、宿命天中殺を所有している人は、宿命天中殺に侵されている柱(年柱、月柱、日柱)にいる干はないものと考える必要があります。つまり、その柱にある家族の干は「頼りにならない」「助けてもらいにくい」「距離を取った方が自分の成長につながる」といった意味が込められます。

宿命天中殺の種類毎に侵している柱が異なりますので、その一覧を以下にまとめます。

年柱(年干支全体)を侵す宿命天中殺生年天中殺
月柱(月干支全体)を侵す宿命天中殺生月天中殺
日柱(日干支全体)を侵す宿命天中殺生日天中殺
日座天中殺
日居天中殺

理想の干が多すぎても縁が深いと言えるのか?

宿命の陰占から「自分は結婚相手と縁があるのか?」「結婚する時期は何時頃なのか?」をザックリ見極めることができます。

例えば、日干と干合する干が陰占内(蔵干含む)に一つでもあれば縁があると考えます。たくさんあればいいかと言うと、そう言うわけではありません。

何事もバランスが大事で、多すぎる(3つ以上)ことは偏りがあると言う風にも解釈できるのです。

そのため、陰占内(蔵干含む)に結婚相手の干がたくさんありすぎても、縁が遠のく可能性も秘めています

ただ、私の経験上(これまで鑑定してきた人を見てきた経験上)、結婚相手の干が陰占内(蔵干含む)にたくさん(3つ以上)ある人というのは、一生を通じて、その干(結婚相手)に注ぐエネルギー値が高いと言うことになり、結婚相手がとても世話の焼ける人だったり、とても気難しく普通の人では手に負えないような人だとしても、うま〜く手懐けている傾向があるように思います。結婚相手に限定された、ある種の「懐の広さ」を持ち合わせているのかもしれません。

有名人の命式を使って家系図を作成

理想型、現実型の干の取り方を踏まえた上で、実在する有名人の生年月日を参考に、宿命の陰占にある干を使って家系図を作成していきます。

【例題1】小林麻央さん

もうすでに他界されていますが「小林麻央さん(1982/7/21)」の陰占を見て家族の干を出しながら、それぞれとの縁の深さも考察していきます。

陰占
宿天有無日居
天干
地支
本元
中元
初元

家系図を見てみると、兄弟の干がない(実際、小林麻央さんに兄弟はいません)だけで、他の家族の干はの理想(第一優先)の干が全て宿命の陰占に揃っています。

母親の干(壬)は父親の定位置の年干にいます。一家の主人のような、強く逞しい女性なのかもしれません。
父親と娘の麗禾ちゃんは同じ干(丁)であり、3つもあります。干が3つ以上もある場合は、多すぎて逆に縁が薄くなる傾向もあります。とはいえ、年支の蔵干に父親の丁、月干と月支の蔵干に麗禾ちゃんの丁が2つあるとすれば、それぞれ縁が深い関係性だったのかもしれません。

配偶者である市川海老蔵さんの干(庚)と息子の勧玄くんの干(丙)は日支の蔵干にあります。この位置は晩年期を示す場所でもありますが、小林麻央さんは日居天中殺なので、日柱にある干は全て侵されてしまい、晩年にかけて縁が薄 くなることを意味します。あえて距離を置いた方がいい縁だったとも言えます。

早くに小林麻央さんが他界してしまい、家族みんな辛い経験をしたでしょうが、小林麻央さんの死は市川海老蔵さんと勧玄くんを特に強くするような気がします。
最後に、生前、お姉さんの小林麻耶さんとは仲がいい姉妹で有名でしたね。小林麻耶さんの干は家系の定位置に近い月支の蔵干(中元)にあり、姉妹としての絆も強かったことを物語っているようです。

  • 位相法などを考慮していない見解なので、もっと正確に、より深い考察をするためには、位相法で五行が変化することも考慮する必要があります。

【例題2】市川海老蔵さん

続いて、小林麻央さんの旦那様である「市川海老蔵さん(1977/12/6)」の陰占を見て家族の干を出しながら、それぞれとの縁の深さも考察していきます。

陰占
宿天有無生年
天干
地支
本元
中元
初元

家系図を見てみると、母親の干(甲)は理想の干が家系の定位置である月支内に位置しています。家系を盛り立てるためにお母様が尽くされていた様子が窺えます。

父親の干(戊)は年支の初元に位置しています。この位置は母親の定位置の近くです。市川海老蔵さんのことを母親のように心配し、温かく見守っていたのでしょう。ただ、市川海老蔵さんは生年天中殺をお持ちなので、父親に頼れない、親から早く自立する宿命でもあります。実際、お父様は若くしてお亡くなりになられています。

兄弟の干(丁)が一つ、姉妹(丙)の干が一つずつありまが、実際には、市川海老蔵さんには妹さんはいても男兄弟はいません。男兄弟の干(丁)は父親の定位置にありますので、父親に対してライバル意識のようなものがあったかもしれません。「早く父親を超えたい」と、いつも父親に挑む姿勢でいた可能性があります。

配偶者である小林麻央さんの干(壬)は家系の定位置にどっしり構えており、嫁入りしてからは責任と自覚をしっかり持ち、お母様と一緒に市川家に尽くしたことでしょう。早くに亡くなられたこと、本当に残念でなりませんね。

子供の干もしっかり、男児(辛)が二つと女児(庚)が一つずつあります。息子の勧玄くんの干(辛)は子供の定位置と配偶者の定位置にそれぞれ一つずつ位置しており、市川海老蔵さんとは親子としての縁も深いし、大人になってもパートナーのような関係性でいられるのではないでしょうか。娘の麗禾ちゃんの干(庚)は母親の定位置の近くにあり、亡くなられた父親や小林麻央さんに代わって、市川海老蔵さんのことを温かく見守り、常に気にかけてあげる存在になるでしょう。

  • 位相法などを考慮していない見解なので、もっと正確に、より深い考察をするためには、位相法で五行が変化することも考慮する必要があります。

十大主星の詳細は下記リンクから見れます。

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