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西洋占星術と東洋占星術の違い

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目次

西洋占星術は「天」のみで、東洋占星術は「天地」を考慮

  • ここで言う“占星術”とは、生年月日から導き出す命術のことを指します。

西洋占星術で代表的なのは星座占いです。星座占いは「天体の動きが私たちにどんな影響を与えているのか?」を基点にして占います。天体の動きは考慮しているのですが、地上の変化や状態は考慮されていません。

それに比べて東洋占星術は「天と地の間に人間が存在すること」を大前提としているので「天体の動きと地上の変化が私たちにどんな影響を与えているのか?」を基点にして占います。

西洋は横線の世界で、東洋は縦線の世界

算命学の観点から西洋と東洋を分けると、西洋は横線(現実的)な価値観で、東洋は縦線(精神的)な価値観とも言えます。

西洋は年齢に関係なく、その人に才能があるのか、優秀かどうかなど、現実的な力で人を評価する傾向があります。対して東洋は、才能や能力よりも、まずは上下関係を重んじる文化があります。

西洋と東洋の縦横の違いは、文字にも表れています。西洋は横書き、東洋は縦書きです。

最近では日本でも横書きすることが増えてきているので、上下関係を重んじることよりも実力主義的な傾向が出てきているのかもしれません。

西洋を「西」、東洋を「東」で考えた場合

元々西洋は方角で表すと「西」になるので、表面化した結果や目的を追求する分野で発展してきました。例えば医学や物理、化学に数学など・・・現実的な分野で世界を牽引しています。

それに比べて東洋は方角で表すと「東」になるので、物事の出発地点、つまり精神や心、思想などの分野で発展してきました。例えば道教や儒教、仏教などの精神的な分野です。

西洋と東洋の思想の違いは季節感の捉え方にヒントあり

西洋と東洋は、季節感の捉え方にも差があります。東洋では立春、立夏、立秋、立冬を季節の始まりだと考えますが、西洋では立春、立夏、立秋、立冬から20日〜30日後に季節が始まると考えます。

どういうことかというと、立春は毎年2/4頃なので、東洋ではまだ寒い段階から季節がスタートすると考えるのです。つまり、東洋では「物事の始まりには最初に“気”がくる」と考え、季節の分類は“気”の分類だとしているのです。

西洋の季節の分類は、体感できる「暑さ」「寒さ」の度合いが十分になった頃ですが、東洋ではその時は既に「季節が極まっている状態(=陽)」と考え、季節の折り返し地点であり、次の季節の始まり(=陰)に向かっていると解釈します。

このように、東洋では、物事や現象全てに陰陽が内在していると考えるため、西洋より複雑で奥が深い占いになるのです。

東洋占星術の中でも「過程」を重視するのが算命学

東洋占星術だけでも四柱推命や九星気学、易学や方位学など、様々な占いがありますが、それらすべての根本には思想学があります。

しかし、しっかりした思想学を土台として理論的裏付けのある占いは算命学だけだと私は感じています。算命学以外の東洋占星術は、結果重視になってしまい、吉凶を強調するものが多いです。思想学や理論をすっ飛ばして、技法を駆使するだけにとどまっているものも多い印象を受けます。

結果を重要視する場合「世間一般的な幸せの基準」みたいなものを指標にして、何が良くて何が悪いのかを判断する必要が出てきます。算命学以外の東洋占星術の幸せの基準は「人生に波がなく、順風満帆。何事も偏りがなく平均的で、平穏が保たれている状態が吉」です。

なので「親縁が薄い人は運勢が悪い」とか「結婚しない人は不幸」など、これまでの歴史で当たり前だと思われていた価値観から外れているケースを“凶”だとみなす傾向があります。

算命学は、占うために生まれた学問ではなく

「人生とはなんぞや?」

「人間はなぜ生まれてくるのか?」

「生まれてきた意味、自分の役割とは?」

と言う深い部分を探求するところから始まった学問なので、結果だけではなく、そこに至るまでの過程も重要視しますので、自然と「その人の個性を活かす生き方が幸せの形」になります。

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