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行動領域と位相法
2020年11月18日
今回は、宿命(命式内)に位相法(半会・支合・方三位・対冲・刑)の組み合わせがある人にのみ使える技術をご紹介します。
行動領域
【行動領域とは】 行動領域とは、人間関係(交流)の広さ、自分が影響を与える人間関係の広さを表します。 「領域の広さ=領域の数(1〜4領域)」となりますので「領域…
まず、行動領域の広さや狭さ(数)を下記4つに区分けします。
- 四位(行動領域が4領域にまたがっている人)
- 三位(行動領域が3領域にまたがっている人)
- 二位(行動領域が2領域にまたがっている人)
- 一位(行動領域が1領域にまたがっている人)
次に、位相法も下記5つの型に区分けします。
命式に位相法がある人が行動領域の広さ(数)から生きやすさを見る場合
行動領域が広い (三位or四位) | 合法 | この組み合わせは矛盾がない。物事を連結させていくために「融合」の位相法の組み合わせがあった方が良い。 |
---|---|---|
散法 | 散法は縮小を意味するため、行動領域が広いと矛盾が出るので工夫が必要になる。 | |
行動領域が狭い (二位or一位) | 合法 | 合法は「拡大・融合」を意味するため、行動領域が狭いと矛盾が出るので工夫が必要になる。 |
散法 | この組み合わせは矛盾がなく、堅実に、用心深いスタイルで楽に進められる。 |
4領域(四位)の人
領域の広さというのは、影響を与える範囲を意味しますが、逆に、影響を受ける範囲も意味します。
そのため、領域が広ければその分色んな分野の人たちとの交流も出てきますので、その分、色んな人と交流するための心遣いや知性、教養が身についていないとトラブルだけを背負ってしまって陰転した人生になってしまいます。
広い領域の人は、広い分、人間としての器の広さもないと成功できません。
自分のことしか考えられず、周りを気遣えない人は無責任な発言で反感を買ってしまうのです。
そのため、4領域あるからリーダーになれるのではなく、4領域分の努力も必要とされて特殊なのです。
四位昇型
半会は異次元融合を意味します。
チャレンジャーで夢や理想がとても大きい人です。壮大ですが、実現できれば天才的な能力を発揮でき大成功しますし、世の中への影響力は絶大です。実現できないと、大口を叩いている分変人・狂人として見られかねません。
そのため、この人には理性や知性、教養を身に付けることが必須事項になります。実現可能なのか、などの分析能力や知的能力がないと大変です。
余程の精神力と人生目標を確実に捉えていないと、領域の広さに振り回されてしまいます。才能領域では思考力を備えた北天運が合わさると良いでしょう。
四位機型
支合は同次元融合を意味します。
支合は現実と密着した考えをしますので、四位の中では一番安全で手堅い人生になります。
領域がどんなに広くても堅実に広げていけます。 周囲への気配りや周囲の状況を把握できるので、組織や集団生活に適しています。周りへの気配りができないと、己の出世に囚われて足元を救われるかもしれませんので注意が必要です。
人間関係を広く持ち、飛び抜けた夢や理想を持たないため、落胆することもありません。精神的な分野ではなく政治や経済界の方が向いています。
才能領域では組織集団型である西天運と一致していることが望ましいでしょう。
四位龍型
方三位は同じ四季の集合です。
横広がりなので深みはあまりありません。そのため、精神性はあまり重視せず、現実的な広がりが大きく、物質的な成功者になります。
精神の高みや深みに対して無関心になるので、デリカシーさに欠ける点があります。質より量的な価値観を持っています。そうすると下品な人だと思われがちですので、人との縁を大切にし、周囲への心配りをしないといけません。
禍が起きる時も横広がりになるので、上下関係ではなく友人や同僚などの横の人間関係で起きやすいでしょう。
四位風型
対冲は縮小、解散などを意味し用心深さを表します。
少人数での空気を大切にし、大きな範囲の影響を考えないで行動してしまうため、チグハグになり生きずらさを感じるかもしれません。
身内からの評判はいいけれど、外に出てみると評価が低くなってしまう傾向があります。「広い人間関係」と「自分の安全を守るための用心深さ」のどちらかを選択して生きずらさを解消するしかありません。
どちらかというと無意識に「自分の安全を守るための用心深さ」を選択する人が多く、その場合、大きな組織のリーダーや大きな責任を背負う立場に立たないようにした方が良いでしょう。そのための予防策としては、TOPに立つ野心を持たないようにすることです。
四位崇型
刑というのは「争い」や「戦い」を意味します。
戦う相手の範囲が広すぎて、自分の視覚に収まりきれません。相手に集中しないと守りきれず、脇が甘い結果になってしまいます。
そのため、常に戦いを仕掛けられて争いが絶えないような人生になります。この型は他から侵略されるという意味があり、常に気を張っている状態のため、自然と落ち着きがない人生になりがちです。自分の持っているものの管理が行き届かず守りきれません。
戦いに応じてたらキリがないため、外交努力をする必要があります。それは何を意味するかというと「妥協点を見出す」「折り合いをつける」など、濁すようなやり方で切り抜けるのが賢いでしょう。
もう一つの対策としては、自分の枠からそれず、逸脱しないで一つの仕事(職業)を大事にして人間関係を広げないようにすることです。 通常、刑は「白黒はっきりさせる」「うみを出し切る」などを意味するので、そのようなやり方は多少ストレスになるかもしません。
四位風型、四位崇型は、位相法と合致しない行動領域の広さを持っているので、ストレスが多くなります。
誰かを信頼しないと安定感が出ない型ですので、自分の信じる教えや哲学などの「信じられるもの」を常に持っておくことが大事です。
自分を見る客観性や不変性を身につけることが大事です。自分の心を落ち着かせる何かを探しましょう。
3領域(三位)の人
三位昇型
領域の広さと位相法の行動特色が一致しているので、充実感があり、理想的な型です。現実的指導者、リーダー(出難い指導者)であり、人材育成が上手(異次元融合の良さ)です。
運命稼働が激しいので自信過剰になり増上慢(意味:まだ悟らないのに、悟ったと思って、おごり高ぶること。)になりやすいので注意が必要です。
人を感化する力があり、広い人脈を築くのも上手です。ただ、良い気にならないように、恵まれた境遇や才能は自分のためではなく他人のために使うことを意識すると良いでしょう。
三位機型
四位機型に用心深さが加わった感じの人です。組織人的堅実な生き方をします。安定感高く、失敗がないですが、大きなリスクを取らない代わりに大成功もしづらいです。
着実な積み重ね人生で、時間はかかりますが、一流だと認められ、やりたいことで食べていけるようになります。人生で真価を発揮するのは中年以降なので、それを胸に得意なことを積み上げていくことを考えて生きていくのが良いでしょう。
三位龍型
合理的な動き(現実的効率性)ができ、物質的な成功者となります。方三位は、単純に数を増やす、量が増える、など、現実的な広がりを表すので、かなり現実的で精神的な深みに欠けます。
集団よりも単独の形での人生に良好さが現れやすい人です。
集団に属した時には、「質より量」的な価値観が露呈してしまい、周囲から下品に思われたり軽視されやすかったりしますので、単独で自由業をしたり、商店経営に適しています。
特に、辰巳領域(第二領域)がある人は、現場で人を活気づけて商売する小売業などの商売をした方がいいです。
この型は合理的なので、バランス(行き過ぎを防ぐ)と言う点では男性よりも女性が持つ方がいいでしょう。
三位風型
少し不安は残るけれど堅実な人生を歩もうとします。用心深くて慎重(対冲)なのに夢や野望が大きすぎる(三領域)ので、周囲への配慮が行き届かず、周囲から批判をうける状況になりやすいです。
性格(用心深い)と夢や野望(広い)に矛盾が生じて精神的な負担があります。他人や社会においては不評になりやすいですが、身内では家庭をよく守ってくれる人という良い印象を持たれます。無難な生き方を選択することで、人間関係の広がり過ぎを抑止できます。
自分の夢や野望(行動領域の広さ)を人生で開花させたいと思うならば、内面的な用心深さがなくなるわけではないので、常に不安定や恐怖心からは逃れられないことを頭に入れて覚悟する必要があります。
用心深い自分の性格(対冲の特性)を重視する場合は、周囲からの非難を受けやすいことを頭に入れて夢や野望を大きく広げないことです。狭い範囲内で生き、身内と良好な関係を築きながらマイペースに生きることが出来ます。
三位崇型
争い事を象徴する刑を持ちながら領域が広すぎると、注意が行き届かないため、不注意(気配りが足りず)により隙を作ってしまい、人から攻撃を受けやすかったり、騙されやすい傾向があります。
争い事が多いのに自分が不利な状況が多いため、常に周囲から自分を守る必要があるので、神経質になりやすいです。よく言えば反骨精神が強くなり頑張り屋さんになりますが、悪く言えば自分勝手で自分の考えを押し付けようとする人になりがちです。家庭内ではワンマンな人だと思われやすいです。
この型は、野武士の方と言われ、突発的(ゲリラ的)な行動をとりやすいです。
2領域(二位)の人
二位昇型
小さい枠の中(行動領域)で大きな夢や野望(半会)を持ちやすく、自分がやりたいことを思うような規模で実現できないことに対するフラストレーションが溜まりやすいでしょう。そのストレスを溜め込みすぎると現実逃避に走りやすいです。
その状況を避けるためには、限られた世界の中で、適した規模の夢や野望を設定する(妥協)もんだと自分に言い聞かせながら生きていく必要があります。
自分の行動領域が狭いことは決まりきっていることなので、量より質に着眼点を置き、横に広げようとせず上昇する方向に向かうことを意識すると良いです。要は唯一無二の存在になることを目指し、自分の質を高める、一流どころで目標を持って仕事をやることが重要になります。
自分が一流じゃなくても、一流の人のそばでサポート役に徹して、一流の人と狭く深い関係性を築くことを考えましょう。
二位機型
堅実で目の前のことに真面目に取り組む性格です。真面目人間の働き者です。
ただし、目の前のことに真面目に取り組みすぎるが故、視野が狭くなりやすく、社会の成り立ちや効率の良い方法を知った途端「そんな近道があったなんて・・・」や「裏でこういう根回しがあったなんて・・・」とガッカリするようなことが多々あり社会に対してストレスを感じます。
そのため、現実面、社会生活においては浮き沈みが激しい型になります。しかし、自分の内面や家庭的な面においては、非常に波が少なく穏やかに過ごせます。
自分の利益を欲して自らが社会でバリバリ活躍することよりも、自分の運を人に託す形での方が、良い効力を発揮します。
犠牲運とも言われており、自分の考えを子供や部下に実行させることで最も良い結果を得られます。優秀な部下や子供を育てるのが上手い人です。女性が家庭に入る型としては理想的です。礎の運型人生です。
自分のやりたいことを人に任せることができる人です。
二位龍型
同じ季節しかなく、狭い行動領域なので、ワンパターンではありますが集中力が凄くあります。単細胞なところがあり、体を鍛えていく過程で精神力も鍛えていく人です。猪突猛進型でスポーツマン的です。
一流のスポーツマンにはなれるが、指導者には向いていません。個人営業が向いています。勤め人になるなら専門性の高い技術職が向いています。
二位風型
理想的な人生で完全燃焼できます。人生において無理がなく苦難も少ないです。この対冲は余計なことに手を出さないし余計なことを考えないので、無難な生き方をします。
用心深くやれることしかやらない人なので、やると言ったことは絶対やりきる人です。そのため、周囲からも信頼されます。
二位崇型
争い事が起きても段々納まる型です。刑は行動領域が狭くなればなるほど社会(他人)との間では信頼関係が構築されやすいのです。律儀な人に思われやすいのです。
「刑」を持つ人というのは「臭いものには蓋をする」ということが出来ず、膿を出し切るタイプで、悪いことを指摘して明るみにする、という感じです。白黒はっきりさせたいと考える人です。問題意識を常に持っていて裏表がない人です。
外(社会)では「あいつは律儀で本当はいい奴なんだよ」という風に意外と評判はいいのですが、身内からは煙たがられやすく、身内間での争いが起きやすかったりします。
仕事をする上では律儀で真面目で信頼できる人という印象を持たれて活躍します。ただし、世間の汚い部分に目を瞑ることに抵抗もあるので、エンジニアなど組織に縛られない働き方、自由業的な職業や、単独行動で良さが発揮されます。
イライラしやすい人で神経を使うので、神経関係の病気や精神病にかかりやすい傾向もあります。刑を持つ人というのは、礼儀礼節を欠いている言動や行動にに対して怒りやすいです。
1領域(一位)の人
一位昇型
異次元融合を意味する位相法を持っているのに、行動領域がとても狭いということは、矛盾の塊であり非常にストレスを抱えてノイローゼになりがちです。
六親との縁は薄くなりがちなので、情を捨てて理の中で生きることで割り切れます。身内に囚われず、仕事や一つの道を極めて高みを目指すことで人生は成功します。ストイックに、ある一つの世界に没頭して家族に甘えないことです。「身は市井にありながら心は高層の位にあり」という言葉がぴったりの人です。
一般的な幸せや情の世界からは離れて、自分を高めるために精進することで才能が開花します。普通じゃない人生になります。
一位機型
鬼人・変人タイプで芸術家に多いタイプです。人付き合いが嫌いになりやすい人です。自分にこだわると壁が多くなりますので、流れに逆らわず、自分は後回しにしにするといい結果を得られます。
世間に囚われずに才能を磨くことを追求しましょう。そうすることで一芸に秀でることが出来ます。狭い範囲で自分の好きな分野で成功するというのは、研究職や芸術家や音楽家みたいな世界が向いています。
狭い人間関係で自分の好きな分野でお金を稼げる人というのは職業的にも本当に一握りの人です。なので、あまり自分の好きな分野でお金を稼ごうとはじめから意気込まず、好きなことは趣味でとことんやり、仕事では自我を挟まず淡々とこなせる技術職的なことをやるといいでしょう。
一位龍型
「泥貴」という型で、情の塊のような人で、人を喜ばせたいという気持ちが大きく、人を元気にしたいと常に考えています。奉仕精神旺盛で自分を犠牲にできる人です。
目的を与えられると強いエネルギーを発揮しますが、目的を与えられないとストレスを感じてしまい放浪的になります。真面目に働いて財を得ます。ただし、過労を繰り返すことで体調を崩しやすい面もあります(休めば治ります)。
一位風型
安心感、安定感があり、安心安定の人生を気楽に歩めます。
マイペースにストレスが少ない中で生きていけるので、生きていく中で感謝の気持ちが自然と芽生えるし、自他の幸せを考えることが出来ます。余裕のある対冲と言えるでしょう。
集団・組織の中でも着実に淡々と生きて行けて社会評価も家庭内評価もどちらも良好です。
庶民性が強く、夢を描いたとしても身の丈にあった夢を持つので、自然体でいられる人です。
ただし、価値観が異なる集団の中では生きにくさを感じます。
一位崇型
実直人生で守るための争いをする人です。準備力に優れ、安全性を備えています。
争い上手(=逃げ上手)なので自分からは仕掛けず、受け見ながらも最後には勝利を勝ち取ります。相手を非常によく観察できており、戦いの天才・才人です。
集団の中ではTOPを支える才人として働けば、最高のバランスです。行動領域が狭いため、自分がTOPになることよりも、集団の中では補佐役として活躍することを目指すか、個人事業や単独行動で働くのがいいでしょう。
他人の粗探しがとても上手なことから、弁護士など適職です。他人の粗探しがうまいからと言って悪い人では決してなく逆に人間性も良いです。
命式に位相法が無い人が行動領域の広さ(数)生きやすさを見る場合
宿命(命式)に位相法(ここでいう位相法の組み合わせは「半会・支合・方三位・対冲・刑」)の組み合わせがない人が行動領域の広さ(数)から自分の生きやすさを図るためには、日干がどの五行に属するかでみます。
- 位相法がある人より領域の数の効果は薄いので参考程度
日干 | 生やすい領域の数 | 理由 |
---|---|---|
甲・乙 | 二位 | 甲や乙は大地の上にそれぞれが存在しているため、自分が育ったその場所自身がフィールドになる。広すぎると手持ち無沙汰になってしまう。 |
丙・丁 | 一位 | 太陽や灯火は庶民生活の中に存在してこそ生きてくるので、領域も小さいものを良しとする。 |
戊・己 | 四位 | 戊と己は大地そのものを表していて、地球上そのものだから |
庚・辛 | 一位・二位 | 鉄鉱石や宝石は社会の中で活用されて輝くため、領域は比較的小規模になる。 |
壬・癸 | 三位 | 海や生活用水は無形で人間の生命維持に欠かせない存在であり、土性の次に広い領域となる。 |
目次
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