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自分の人生は誰を犠牲にしているか
2024年8月21日
今回は「自分の人生は誰を犠牲にして成り立っているか」を探る方法をまとめてみました。
“犠牲にしている”と言うと、その人に対して気が引けてしまうので、
“日常の中で誰が自分を支えてくれているか”という風に解釈するといいでしょう。
陰占法で最大剋数「干」を探す
最大剋数の干がどこの位置にいるかで、自分を支えてくれている(自分の犠牲になってくれている)のが誰だかわかります。
干の場所 | 最大剋数の干がある場所の意味 |
---|---|
年干 | 目上が大変な支えになっている。 |
年支 | 友人から支えられている。 |
月干 | 目下が大変な支えになっている。 |
月支 | 家系、一族から支えられている。 |
日干 | 自己犠牲の人。世の中のために生きる人で、大いなる貢献をしていく人。そう生きてしまう人。 |
日支 | 自分の家族、パートナー・配偶者が支えてくれている。 |
西側に支えがある人 | 家族や身内を犠牲にしやすく、家族や身内に支えられている。 |
---|---|
東側に支えがある人 | 他人や友人を犠牲にしやすく、他人や友人に支られている。 |
北側に支えがある人 | 目上を犠牲にするのはあまり良くないため、「主人剋し」と言われている。 |
犠牲の度合いは、実際に起きている現象において、とても不運な人を自分自身が抱え込んでいるかどうか、ということです。
犠牲になっているその人に対して、自分が面倒を見てあげなければいけない度合いが大きい程、自分自身が成長できます。
なお、普通の人(一般的に)は上述した通りですが、人生の悟りを拓いた人にとっては、誰かを犠牲にしなくとも自分の運を100%伸ばすことが可能になります。
人生の悟りを拓いた人というのは「相剋が当たり前の感覚になる。」ということだからです。
支えられている対象と日干が相剋関係だと「え?支えられていないけど・・・」という風に、支えられているような感覚を持っていないことが多いです。
逆に、支えられている対象と日干が相生関係だと、素直に支えられていることを受け入れやすい傾向があります。
全ての柱(年月日)に犠牲が出ている場合は、友人、一族、配偶者・・・それらの人を頼っていきましょう、ということです。
これは、人を使う技術です。
例題1
支え:辛
辛は月支(=家系)と日支(=家族)に出ているから、その場所が例題者の支えになっています。別の言い方をすれば、その場所に問題を抱えているということです。
この例題者の宿命は、
- 結婚して家族をもつ(相棒のような相手を持つ)
- 家系の恩恵をもらう
- 家族と一族に恵まれている
ということになります。
「辛」を六親法になおしてみると下記の通りです。
例題2
支え:壬・癸
壬は年干(=目上)、癸は日干(=社会貢献)と年支(=友人)で、その場所が例題者の支えになっています。別の言い方をすれば、その場所に問題を抱えているということです。
この例題者の宿命は、
- 目上の恩恵をもらう
- 友人に支えられる
- 社会貢献で運気を底上げする
ということになります。
「壬」と「癸」を六親法になおしてみると下記の通りです。
例題3
支え:戊・己
戊は日支(=パートナー)と月支(=家系)、己は年支(=友人)で、その場所が例題者の支えになっています。別の言い方をすれば、その場所に問題を抱えているということです。
この例題者の宿命は、
- 結婚して家族をもつ(相棒のような相手を持つ)
- 家系の恩恵をもらう
- 友人に支えられる
ということになります。
「戊」と「己」を六親法になおしてみると下記の通りです。
困った時はプロにお願いして先祖供養
自分でやらず、ちゃんとお金を出してプロ(お寺のお坊さん)にやってもらうことが大事です。
先祖(過去系)を頼るということは、お金がかかることです。
継続することが大事で、礼儀を重んじることが重要です。