行動領域

行動領域とは

行動領域とは、人間関係（交流）の広さ、自分が影響を与える人間関係の広さを表します。

「領域の広さ＝領域の数（1〜４領域）」となりますので「領域の広さ＝面積の広さ」ではありません。

行動領域が広い人の方が才能があるということでもなく、その人が生きる範囲になるので、行動領域が広い方が自分に合っているのか、狭い方が自分に合ってるのかは人それぞれ違ってきます。世の中には、どんなに才能があっても、世の中に対して影響力を発揮しない人もたくさんいるのです。

様々な文化や人種と関わることが苦にならいタイプなら、行動領域が広い方がその人にマッチしているかもしれません。逆に、限定的なコミュニティで十分だと思うタイプなら、行動領域は狭い方が平和に暮らせるかもしれません。

行動領域の範囲が広い人は、才能のあるなしに関係なく、世の中に対して、何らかの影響を与える可能性があるということを意味します。
基本的に、星が強い人は領域が広い方がいいですし、星が弱い人は領域が狭い方がいいです。

参考：星が強い人の定義

下記いずれかに該当する人は、星が強い人と判断していいと思います。

• 天将星が一つでもある人
• 天禄星や天南星が中年期にある人
• 天禄星や天南星が中年期じゃなくても2つ以上ある人

上記以外にも、宿命にある位相法の組み合わせによって、行動領域の活かされ方がわかりますが、それは後述します。

行動領域の出し方

行動領域の出し方は至って簡単です。

• 陰占命式の干支番号3つに注目。
• 干支番号を円状に配置する。
• 配置した点を結んで図形を書く（三角形or線or点）。
• その図形が何領域にまたがっているかを見る。

それぞれの領域の特徴

領域の例

例）行動領域が1領域の人

陰占
No.	1	54	48
天干	甲	丁	辛
地支	子	巳	亥

例）行動領域が2領域の人

陰占
No.	1	35	48
天干	甲	戊	辛
地支	子	戌	亥

例）行動領域が3領域の人

陰占
No.	23	35	48
天干	丙	戊	辛
地支	戌	戌	亥

例）行動領域が4領域の人

陰占
No.	23	1	48
天干	丙	甲	辛
地支	戌	子	亥

数えるにあたって間違いやすい例

縦と横の対冲線を結ぶ場合は、4領域に面しているとみなします。

従って、子午線と卯酉線に重なれば直線領域でも三角形でも4領域と考えるので、命式に「1.甲子」＋「31.甲午」か、「16.己卯」＋「46.己酉」があるだけで4領域と考えます。

卯ぼ酉りゅう線（有視上）
子し午ご線（無視上）

「1.甲子」と「31.甲午」を結ぶ場合

「16.己卯」と「46.己酉」を結ぶ場合

宿命が律音している人の行動領域

宿命の陰占で律音している人は、行動領域は三角形ではなく直線を描きます。

通過した領域をカウントするため、下記例は３領域になります。

中央を通過する場合も通過した部分をカウントするため、２領域になります。

年月日の柱全てが律音している場合

年月日の柱全てが律音している場合は、三角形も線も描かず「点」になります。この場合は当然1領域になります。

陰占
No.	11	11	11
天干	甲	甲	甲
地支	戌	戌	戌

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