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年運法
2022年7月24日
年運法とは
年運法とは、1年単位で運勢がどうなるかを見る技術です。
年運法のポイント
- 月運では使えない
- 年運と大運を使って運勢を見る
年運法の具体的なやり方
STEP
【定位置分類】年運の十大主星からどんな現象が起きるか予想
STEP
大運と年運の関係を見てどっちの五行が残るか確認
STEP
残った五行の十大主星をもとに【環境分類】する
年運法の実践
STEP1〜STEP5のやり方に則って、例題をやっていきます。
例題1:1992年7月14日(男)生まれAさんの2020年の運勢を占う
STEP
【定位置分類】年運の十大主星からどんな現象が起きるか予想
年運は石門星。東(木性・守備本能)の現象が起きる。
STEP
大運と年運の関係を見てどっちの五行が残るか確認
大運は石門星、年運も石門星で比和なのでどっちにしろ木性が残る。
STEP
残った五行の十大主星をもとに【環境分類】する
石門星は東の星なので外側(対社会的なこと)に分類でき、年運の現象は「仕事相手、同僚、同期、友人」の範囲で起こると推測。
例題1の鑑定結果
- 2020年は仕事における人脈の広がりが起こりやすい年で、仕事の前進力が増します。独立、起業する人は細かいことは考えず「とりあえず精神」で行動した方が物事が良い方向に動きます(宿命の年柱と年運が半会)。
- しかし、2020年から精神的な目上との衝突(宿命の月柱と大運が庫刑)が起きやすく、自信を失うかもしれません。ストレスがたまり、体調を崩す可能性も高いです(宿命の月柱と年運が害)。自分のことは自分で励ましましょう。
- ビジネスパートナー(補佐役の人)とは手堅い関係を築くことができ、信頼しあえます(宿命の日柱と大運が支合)が、2020年は些細な意見の食い違いから衝突が起きる可能性もある(宿命の日柱と年運が旺刑)ので、大ごとにならないよう冷静になることが重要です。
例題2:1982年7月16日(女)生まれBさんの2016年の運勢を占う
STEP
【定位置分類】年運の十大主星からどんな現象が起きるか予想
年運は車騎星。西(金性・攻撃本能)の現象が起きる。
STEP
大運と年運の関係を見てどっちの五行が残るか確認
大運は調舒星、年運は車騎星。金剋火火剋金(注1)の“相剋”関係で剋す側の金性(車騎星)火性(調舒星)(注1)が残る。
STEP
残った五行の十大主星をもとに【環境分類】する
車騎星は西の星なので外側(対社会的なこと)に分類でき、年運の現象は「仕事の補佐役、ビジネスパートナー、仕事上の右腕的存在」の範囲で起こると推測。
調舒星は南の星なので内側(家庭的なこと)に分類でき、年運の現象は「身内の母親・兄弟姉妹的存在」の範囲で起こると推測。(注1)
例題2の鑑定結果
- 2015年からの10年間は身近な人との間で争いごとやトラブルが起きやすいため、自分の言動には細心の注意を払いましょう(宿命の日柱と大運が旺刑)。
- 2015年からの10年間は仕事においては、手堅く、着実な歩みが期待できます。(宿命の年柱と大運が支合)
- 2015年からの10年間は物事を大まかに考えるようになり、夢が膨らみます。実力以上の自信を持ちやすくなるので、調子に乗らないようにしましょう。今まで自分に自信が持てなかった人にとっては積極性がアップするチャンスの10年間です(宿命の月柱と大運が半会)。
2016年はビジネスパートナーとの間でシナジーが起き、事業やプロジェクトの拡大が期待できます。自分の頑張りが結果に結びつきやすく、今まで苦労してきた人は報われる一年になります(宿命の日柱と年運が半会)。- 2016年は母親や兄弟姉妹との間で意見がまとまりやすく、行動力が増すでしょう。プライベートで充実した時間を過ごせたり、目標も定りやすく、今まで苦労してきた人は報われる一年になります(宿命の日柱と年運が半会)。(注1)
- 注1:2022/11/19修正