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生月天中殺
2019年9月10日
生月天中殺とは
生月干支が天中殺になっているので、いかに料理するか・・・ = 生月を無くす → 家系をなくす。
家系をなくすとは「他の家系に入る」という事 → 養子・養女
生月天中殺というのは、生日干支の天中殺の範囲(十二支分類干支一覧の横列)が生まれた月の支に存在している命式のことを言います。
算命学では、生まれた月の干は「社会の場所」、生まれた月の支は「家系の流れの場所」とみなします。
そのため、生月天中殺は社会と時代を示す位置に本人に不足している空間があることになります。また、生月天中殺は本人の性別で現象が違ってきます。
男性が生月天中殺を持っている場合、社会に背いた行動を起こしやすく、はみ出しもの的な立場になりやすく、周りには奇人変人にうつります。ただし、平穏な勤めの世界で働けば、出世競争に一切興味を示さず、同じ地位でも不満を漏らすことなく勤め上げることができます。
もう一つの特徴として、生月天中殺を持っている人というのは、古い伝統を無理してでも守ろうとしたり、文明社会に興味を持てず原始的な生活をしようとしたり、普通の人がやらないことをやりたがる傾向もあります。
女性が生月天中殺を持っている場合(独身のキャリアウーマンの場合は男性として見ます)、家庭内において夫を通じて社会を知りますので、自分の持っている生月天中殺のエネルギーが夫に移行します。その結果、夫婦間に溝ができてしまったり、夫が社会に背くことになります。ただし、これは夫の命式が普通の人である場合です。夫の命式も普通じゃない場合(例:宿命天中殺を持っている、もしくは異常干支所持者、など)は、お互い違和感を感じることなく生活できます。
生月天中殺×6種類の運命天中殺
生月天中殺は、“人間の心の形成に必要な場所”が天中殺になっているため、生年天中殺よりも心のあり方が普通の人と違ってきます。
生月天中殺は、心のバランスを保つのが難しいため、偏りすぎる傾向があります。現実思考に偏ったり、精神思考に偏ったり、両極端になりやすいのです。
そんな生月天中殺が「どんな環境に身を置けば良さを発揮できるのか?」と考えたときに、宿命を変えることはできなくても、宿命に沿った環境に身を置くことが重要になります。
生月天中殺は“家系の流れ”が天中殺になっているため「他家に養子に行くこと」が宿命に沿った生き方をすることになります。生月天中殺の人が養子に出たら、現実的な面で稼動力が増します。
そのことを踏まえて、生月天中殺と6種類の運命天中殺がかけ合わさった時、どんな特色があるのか見ていきます。
子丑生月天中殺
元々、子丑天中殺は初代運です。その初代運は、養子に出ることで発揮されます。
養子に行く場合
衰退しかけた家へ養子に行くと、初代運の良さが最大限発揮されます。逆に、隆盛な家へ養子に行くと、子丑天中殺の“遊び”や“快楽”などの資質が強まって、批判的な目に晒されるかもしれません。
養子に行かない場合
養子に行かず生家で過ごす場合は、初代運の資質が発揮されないため、現実世界で自己発揮が叶いにくく、精神世界に身を置くことで自己発揮しようとします。ただし、精神世界で過ごしていると、自滅的な快楽主義に陥りやすくなるので、要所要所で自己を客観視する冷静さが必要になります。
寅卯生月天中殺
元々、寅卯天中殺は後継者運です。その後継者運は、養子に出ることで発揮されます。
養子に行く場合
養子に行けば、養子先の運気を低下させることなく、維持・継続・守ることができます。
元々、寅卯天中殺は現実世界で活躍できる資質があり、養子に出ると、その資質が遺憾なく発揮されます。
養子に行かない場合
養子に行かず生家の跡取り的立場で過ごす場合(分家する場合は弊害が少ない)は、後継者運が発揮されず、家運を衰退の方向へ導いてしまいます。
寅卯天中殺の良さである前進力と守備力が弱まります。
辰巳生月天中殺
元々、辰巳天中殺は家系からはみ出る運です。その運は、生月天中殺と合わさることで増幅します。
養子に行く場合
養子に出ると、養子先の家系の流れを崩壊させる可能性があります。例えば、本人だけではなく、親や兄弟に対して突発的な事故を引き起こしたり、親や兄弟に対して何らかの大きな影響を与え、一家が分裂するきっかけを作ってしまいます。
また、現実主義が強まりすぎて、世の中の常識から逸脱してしまう傾向もあります。その分、成功した時は爆発的なものになります。
養子に行かない場合
養子に行かず生家に残る場合、独身でいる間は親や兄弟を背負い、自分一人が犠牲になる可能性があります。孤独運を以て、苦難を乗り越えられる精神が養われます。
午未生月天中殺
元々、午未天中殺は末代運です。その末代運は、養子に出ることで現実性に変化します。
養子に行く場合
元々、午未天中殺は北方傾斜ですが、養子に出るとその北方傾斜が環境との一致(生月天中殺=養子)により現実性に変化します。
養子先の家系を終わらせて、これまで先祖が積み重ねてきた様々な恩徳を世の中に還元します。例えば、個人資産を法人化して社会奉仕に使うようなイメージです。
一般的に“養子”というのは、家の跡を継いで欲しくて養子を取るのですが、午未生月天中殺の子を養子に取ってしまうと、家の跡を継ぐどころか、家系を終わらせて財産を社会に解き放ってしまうのです。
養子に行かない場合
養子に行かず生家に残る場合、特に“これ”といった歪みは生じませんが、精神的な成長が遅れる傾向があります。その結果、親離れが遅くなり、長期にわたって他力本願的な人生を歩みます。自立心の芽生えが遅くなります。
申酉生月天中殺
元々申酉天中殺は、前進力があり慌ただしい素質を持っていますが、養子に出ることで前進力も半減し、慌ただしさも少なくなります。
養子に出る場合
中庸が取れた、平均的で平穏な人生を歩みます。申酉天中殺の慌ただしさは少なくなり、その分波乱も少なくなります。現実的な面ではバランス感覚に優れて見えますが、精神的な面での葛藤は大きくなり、精神苦を経て芸術や学問の世界で成功します。
元々、現実性が強い申酉天中殺なのに、精神世界を進むことになるのです。
養子に出ない場合
養子に行かず生家に残る場合、家運とのシーソーゲームで“戦いの人生”となります。
家運が弱ければ本人が隆盛にして自己発揮できますが、家運が元々隆盛だと本人は自己発揮できず運気が衰退します。このように、家系と本人の運気がシーソーゲームになってしまうのです。
戌亥生月天中殺
元々、戌亥天中殺は地上の位置が欠落しているため、現実的なことよりも精神的なことに重きを置く傾向があります。しかし、生月天中殺が合わさることで現実的な生き方を選択します。
養子に出る場合
養子に出ると、宿命と環境の矛盾がなくなる(生月天中殺は養子に行くのが矛盾なし)ことで、現実性を主体とした人生を着実に歩みます。
養子に出ない場合
養子に行かず生家に残る場合、宿命と環境の矛盾(生月天中殺が生家に残ることは矛盾が生じる)が問題となり、現実性が揺らぎ、夢見がちで地に足がつきません。職業も定りにくい傾向があります。