子供との縁

親子は天中殺で繋がっている

親子は天中殺で繋がっていると考えます。

子供が跡取りになるかならないのか。親子間のコミュニケーションはどうか。などは天中殺を見ます。

天中殺以外の技術を使っても親子の結びつきを見ることはできますが、天中殺が一番シンプルにわかります。

天中殺の流れを思い出してみると、6つの天中殺は川の流れに例えられます。
上流（子丑）、中流（寅卯、申酉）、下流（午未）の中には途中ではみ出すもの（戌亥、辰巳）もいます。

天中殺は十干と十二支の欠点から生まれます。
欠点探しから生まれた天中殺を家系の流れに落とし込み、欠点探しから長所探しに転換して生きていくための技術にしていったのです。

親の天中殺が子丑、寅卯、申酉の場合は、後継者（子供）運の心配はありません。
親の天中殺が午未、戌亥、辰巳の場合は、後継者（子供）運で心配する必要が出てくるでしょう。

なぜかと言うと、午未天中殺は家系の枠にはいるので関われるけど、その先の代が続かないのです。
また、戌亥天中殺、辰巳天中殺は家系の枠からはみ出るので、親が子供に関わることができないのです。

親が午未天中殺、戌亥天中殺、辰巳天中殺の場合は、子供が大体、子丑天中殺、戌亥天中殺、辰巳天中殺で生まれてきます。この場合は、自力で生きていけるのでいいのです。

しかし、親が午未天中殺、戌亥天中殺、辰巳天中殺の場合に子供が寅卯天中殺、申酉天中殺、午未天中殺になると、親との繋がりが欲しいのに得られず寂しい思いをするか、あるいはおじいちゃんやおばあちゃん子になる可能性もあります。

親の年運天中殺で生まれる子供は、跡取りが生まれにくいため、大体、初代運の子丑天中殺や、はみ出し運の戌亥天中殺・辰巳天中殺の子供が生まれて家系に新しい流れを作る傾向があります。