親との関わり合い

今回紹介するのは、親子の結びつき（関わり方）が精神的なものか？現実的なものか？を見る方法です。

ただ、この技術は、後天運などを見ていく際に

• 陰占にある親の星が後天運の地支と対冲が成立する
• 陰占にある親の星が後天運の天干と干合する
• 自分の親が天中殺に突入した
• 親も子（自分）も天中殺に突入した

などなど…他にも位相法などを絡めてみて、親との縁が途絶える（離れる、離別、死別）可能性を感じた時、実際にどうなるのかを予測することができます。

• 親との別れをテーマにして考えた場合、天剋地冲を使うケースが多いです。

精神的な別れになるのか、現実的な別れになるのかを見極めるためには、陰占のどこに母星・父星（偏母・偏父含）が現れているかを確認する必要があります。

パターン1　天干に母星・父星が透干する人は精神的な結びつきとなる

天干に母星・父星（偏母・偏父も含）が透干する人は、後天運で「親子の縁が途絶えるのでは？」と予想できる場合、精神的な別れ（生別）を意味することが多いです。

この条件に当てはまる人というのは、親のことを精神的なものとして捉えてしまう人で、無意識に、いつまでも親がいてくれると思ってしまいます。
結果、親から脱皮できず親の存在に囚われやすくなります。

「いつまでもあると思うな親と金」という言葉の通り「形あるものは壊れる」とクールに思えれば、物事をリアルに捉えることができるので、親から脱皮できます。

しかしながら、天干に母星や父星が出る人というのは、無意識的に親と精神的に結びついてしまうので、こちらの記事でも書いていますが、無理に「親を現実的な対象として見よう」などと意識する必要はありません。
それが自分の宿命であり、親と精神的な結びつきがあるからこそできることがあるのです。

陰占の天干は陽占の北と南に出ます。したがって、北と南の十大主星はとらわれやすいものが出ると心得ましょう。

パターン2　蔵干に母星や父星がある人は現実的な結びつきとなる

蔵干に母星・父星（偏母・偏父も含）がある人は、後天運で「親子の縁が途絶えるのでは？」と予想できる場合、現実的な別れ（死別）を意味することが多いです。

パターン3　母星や父星がない人も現実的な結びつきとなる

陰占に母星・父星（偏母・偏父も含）がない人（定位置でとる人）は、後天運で「親子の縁が途絶えるのでは？」と予想できる場合、現実的な別れ（死別）を意味することが多いです。

天干にある人：精神的別れ（生別）

蔵干にある人＆ない人：現実的別れ（死別）

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