夫婦の相性

2023 12/20

2023年12月20日 2023年12月20日

夫婦の相性は結婚占技を応用

夫婦の相性を見るときは、結婚占技をそのまま応用します。

夫婦仲がいい人は人生において悩みも少ないです。
なぜかというと、夫婦仲というのは、結婚後、人生の土台になり得るからです。

東西南北の図形で見ると、自分は中心（土性）、配偶者は西（金性）に位置します。
土を掘れば石が出てくるように、自然界の関わりの中で土性と金性は一帯になっています。

結婚はその関係と同じく「夫婦仲が良くて、人生を生きていく上での土台がしっかりしているか？」ということになります。

また、金性は西で、晩年の位置を示します。
人間は東から西（死・完結）に向かって生きています。

夫婦で人生を共に生き抜くためには、夫婦仲が良くないと乗り越えるのが困難なのです。

結婚と住居は西の位置になります。
西方ごとはいずれ結果（西）につながっているため、スタート（東）が肝心です。

スタートを大事にすることで「始め良ければ終わりよし」「終わり良ければ全てよし」という言葉の通りになります。
そのため、結婚を視野に入れた人生設計の場合、いつ結婚（籍を入れるか※1）するか、いつ引っ越す（※2）かが大事です。

結婚と引っ越しの「いつ？」は位相法と天中殺を使います。
天中殺を先に見て位相法の法則を見ていくのが基本的な流れです。

日支が半会、支合しているけど天中殺なら、絶対に結婚するべき時期ではありません。
結婚と住居移転は日支が天中殺、対冲、刑、害の年は除く必要があります。

お互いの宿命で結婚の縁が出ていても、結婚したタイミング（後天運）によっては、周囲から祝福されるかどうかがわかれます。

年運天中殺での結婚で1番顕著に出る現象は「夫婦仲が悪くなる」です。

大運天中殺での結婚は、福のレベルが下がる（＝精神的落ち着き、精神的安堵感、精神的安定感がなくなる）と言われています。
「平凡が一番」という価値観の人にとっては、心が落ち着かない期間になります。

逆に「人生は冒険だ」という価値観の人にとっては、大運天中殺での結婚は前向きにやってもいいでしょう。
ただし、精神的な安らぎや安堵感は得られにくいことを頭に入れておきましょう。

自分でメンタルを落ち着かせる術を身につけることができれば、大運天中殺で結婚しても、大運天中殺（嵐）の流れに呑まれて溺れることはないでしょう。
救命胴衣という名の「精神を保つ術」を身につけることが、大運天中殺での結婚を怖がらずに済む秘訣です。

年運天中殺で生まれてきた子供は、子供と自分たち夫婦の間に天中殺現象が起きやすいのですが、それは、親の思い通りにならない子供になりやすく、子供から学ぶことが多くなります。
「天中殺の時期は勉強にうってつけだ」とよく言うように、天中殺で生まれた子供からは親が学ぶことになります。

普通は親が子供に学ばせるのに逆になるわけですから、なかなか難しく感じるものですが、そこを受け入れることで子供との関係もうまくいきます。
そう思えず悩みを抱えてしまう夫婦にとっては、夫婦仲に亀裂が入ることもあるでしょう。

年運天中殺に生まれた子供は“親と全く違う価値観を持っている”など理解しにくい部分が多くあるので、親にとしては試練に感じるかもしれませんが、そこから学ぶ気持ちで接していくと、夫婦間に強い絆が生まれ、子供との関係もいい方向に向かうでしょう。